イメージ:真穴共選とは

宇和海の潮風と、太陽の陽ざしをいっぱいにうけて育った真穴(まあな)みかん。
百二十有余年の伝統の技術で本物の美味しさをお届けします。
その風味は、天皇杯・農林大臣賞に輝き広く絶賛を賜っております。
ふるさとの段々畑でわたしたちが丹精こめて作った真穴みかん。

こころときめく太陽のしずく
ときめきの真穴みかんをぜひお召し上がりください。

1949年、1951年、1957年
日園連(にちえんれん)主催の全国果樹品評会で農林大臣賞
1964年には全国初の優良みかん産地として第3回農業祭園芸部門で天皇杯を受賞するなど
真穴ブランドは日本を代表する産地で、愛媛県の佐田岬(さだみさき)半島の付け根に位置します。南西はおだやかな宇和海に面し、三崎半島と豊後水道(ぶんごすいどう)を望みます。

イメージ:真穴地区

選果場紹介

真穴地区には明治33年に温州(うんしゅう)みかんが初めて導入されました。
本格的に栽培が始まったのは明治40年頃です。
現在では約180戸の農家が年間7,000~8,000トンのみかんを生産し、国内屈指のみかん産地として京浜(けいひん)市場で特に高値で取り引きされるまでの信用を勝ち得ています。

生産者は互いに技術協定による栽培管理を行い、協同出荷を行うことによって品質を向上させ、高いクオリティを維持することに成功しています。

出荷されるみかんは最新鋭の設備により管理され、光センサーで外観・味共に厳しい基準をクリアした上に熟練の目で最終チェックを行います。

真穴共選選果場は日量200トン以上の出荷処理能力を持ち、
収穫シーズンの11~12月はほぼ毎日稼働しております。

真穴みかんを生産する環境は決して楽なものではありません。
畑は急傾斜の段々畑で、機械による省力化が困難です。
ほとんどの作業が人力によるものですが、それ故に先人たちの技が確実に受け継がれ続けます。
厳しい環境の中にしか無い「確かな技と心」がこの地にはあります。

イメージ:選果場紹介1
イメージ:選果場紹介2

設備のご紹介

イメージ:一次・二次選果

一次・二次選果

生産者が出荷した後、最初にみかんが通る「一次・二次選果」と呼ばれる場所です。
ここでは大きな傷や腐敗の原因となる傷、
機械では判別できない傷みかんを熟練の作業員が取り除きます。

イメージ:光センサー

光センサー

糖度と酸度を測ることができる光センサーです。
味を計測するだけでなく、傷の大きさや色も判別することができます。
全てのみかんを計測し、基準に達していないみかんは取り除かれます。

イメージ:ラベリングマシン

ラベリングマシン

真穴みかんにはシールが貼り付けられていますが(全てのみかんに対してではありません)、このラべリングマシンがとても薄いシールをエアーで吹き飛ばして高速で貼り付けていきます。

イメージ:コンベア

コンベア

コンベアに乗って優しく運ばれていきますが、
すでに光センサーによってどの箱に入るか決まっています。
コンピューターの指示で全てのみかんが振り分けられていきます。

イメージ:三次選果

三次選果

最終チェックをする「三次選果」と呼ばれる場所です。
やはり最後は人の目で確認をします。
長年にわたり選別をされてきた超熟練の厳しい目によるチェックが行われます。

イメージ:箱詰め

箱詰め

最終チェックが終わったみかんを、段ボール箱を徐々に傾けながら箱詰めします。
真穴みかんは非常に果皮が薄いので、全ての工程においてみかんに優しい工夫が取り入れられています。